【奨学金制度と教育ローン】申込期限や条件を分かりやすく解説!

こんにちは!ふみといいます、見に来てくださりありがとうございます!

奨学金制度を調べるにしても、どこから手を付けていけばいいのか、迷ってしまっている方いませんか?

お金を借りる方法って沢山あるんですよね!

ここでは奨学金制度と金融機関の教育ローンを分かりやすく解説しています。
これから子供のために、どう行動していけばいいのかが分かります。


親御さんは今、こんな事思ってませんか?

「教育ローンを組まないと進学させてあげれないなんて、情けない」とか
「なんでしっかりと貯金してこなかったんだろう」とか
「貯蓄と支出のバランスが悪くて、将来の学費のことを考えると不安で仕方がない」とか

自分を責めないでくださいね。



目次


【奨学金制度、二人に一人は利用している】

現在ざっくり言うと学生の2人に1人は奨学金制度を利用しているそうですよ。

奨学金制度だけでの利用率が約5割ということは、金融機関や国の教育ローンで借りている方を入れたらもっといることになりますよね。

学費を借りることは、普通なことなんだと思うと安心しますね。

私も同じです、子供のために日本学生支援機構の第二種奨学金を利用しています。


どんな奨学金制度や教育ローンがあるのかここで学び、お金の問題を解決してしまいましょう。


まず先に結論から言ってしまいますね!

学費を借りるときに一番大事なことは、最も低い金利でお金を借りるということです。


手順はざっくりとこんな感じ

給付型で対象範囲になってるかを調べる
        ⇩
貸与型で対象範囲になってないか調べる。
        ⇩
対象者にならない場合は国の教育ローン
        ⇩
金融機関で借りるのは金利が高いので最終手段です。





このサイトでは「わかりやすい」をテーマにしています。
他のサイトは数字がいっぱいで、ちょっと見るのに疲れてしまいます。

重要なことに的を絞り、簡単に解説していきます、もっと深掘りしたいところがあればピンポイントで検索していく。
そんな感じで調べていくと効率よく学べます。

では最後までお付き合いください。


奨学金の種類には

①給付型

貸与型

③新聞奨学生
(働きながら借りる方法)

の3つの種類があります。

先ずは1つめの給付型を見てみましょう。

①奨学金制度 給付型




これは返さないでお金を借りれるということ。
つまり貰えるんですね。

これが1番良い方法なのですが、条件が厳しく

成績優秀者や特待生、低所得者が対象だったりします。


どこがやっている制度なの?


給付型の奨学金


1.地方自治体がやっている制度
(都道府県や市区町村の奨学金制度)

2.各大学がやってる奨学金
(入学金、授業料が免除される)
医療、福祉系の学校は手厚いサポートが受けることができる制度もあります。
各学校をチェックしてみましょう。

3.民間団体がやっている奨学金制度
(企業や育英団体など)

4.日本学生支援機構がやっている奨学金制度
(5段階評価で3.5以上)


1~3は採用枠が少ないというデメリットがあります。

4.は学力と経済事情により選考されますが、この中では1番受かりやすいのではないでしょうか。


やっぱりそうだよね、お金を無償で貰えるには理由があるよね。



そうですね、
頑張った人には恩恵があるのはとても有り難い支援です。
又、お金が無くて教育が受けれないなんていう子供に、未来のために支援があるってことも実に有り難い制度です。

②貸与型

これは単純にお金を借りるタイプということ。

無利子で借りられるものと有利子のものがあります。

へぇ~!無利子があるの?



そうなんです、でもやっぱり対象範囲が狭いんですよね。
ですが、有利子でも金利のかなり低いものあるんです。

貸与型の奨学金


1.地方自治体
無利子のものが多い

2.民間団体(トヨタ、コカ・コーラ、あしなが育英会など)
無利子のものが多い
選考に縛りがある

3.教育ローン

日本政策金融公庫
固定金利のみ
21/5月現在
年1.66%(母子家庭1.26%)

銀行や信販会社の有利子ローン。
※利子が高いので注意が必要。
ここが大きなデメリット。

4.日本学生支援機構 (JASSO)
(5段階評価で3.5以上)
・第一種奨学金
無利子

・第二種奨学金
有利子だがかなり低い金利。
2021年/5月現在
固定金利 0.468%
変動金利 0.203%


返済最長期間20年で利率の方式が2種類から選択
「利率固定方式」と「利率見直し方式」(5年毎に利率を見直す)があります。

第一種と二種を併用も可能

その他にも入学時特別増額貸与奨学金があります。 
この名前に惑わされないで欲しいのですが、入学時では無く、入学後に受け取れるお金だってことです。
つまり、もっとも欲しい入学金を払うときには貰えないということ。
ここは注意が必要です。

学金と教育ローンの比較
奨学金教育ローン
返済する人子供保護者
返済始まり時期卒業後翌月から
最大借入額毎月12万(毎月定額)350万(一括)
最長返済期間20年15年
金利(2021/5)0.47%1.66%
申込み時期ありいつでも可能




教育ローンと奨学金制度のメリットとデメリット

【国の教育ローン】一度にまとめて受け取る
最大借り入れ額
350万(留学は450万)
最長返済期間15年
返済の始まりは翌月から

メリット
・一年中申し込める。(利用目的や申し込み期限などの自由度が高い)
・子供に学費の負担がない
・入学前に貰える

デメリット
・金利が高い

奨学金制度】毎月決まった額を受け取る
毎月の最大借り入れ額
12~16万(医、歯学、薬、獣医などの過程は増額)
最長返済期間20年
返済の始まりは貸与終了後6か月経過後

メリット
・有利子の場合、金利がかなり安い

デメリット

・成績評価がある(5段階評価で3.5以上)
・基本は子供が返済することになる


奨学金制度は申込みの期間が決まっています。
早めの対策が肝心ですので、子供によく話しておきましょうね。

先ずやらなければいけないことはリサーチすること。
折角対象者だったのに、期間期限が過ぎて申し込めなかったなんてことは避けましょう。

あらかじめお金が足りないと分かっているなら、1番はじめに学校の先生を頼り、良く相談することが大事です。

有り難い国や地方自治体の支援というのは、自分から動かないと見つけられない場合がほとんどです。
役所に相談しに行くのも良いですね。

これは私の個人的な考えですが、最優先にしたいのは子供の教育費です。

マイホーム、車、旅行等についつい浪費してしまわないように、先ずは教育費を確保してからにしましょう!

賛否両論あると思いますが、学費を工面するのは親としての役目ではないかと感じます。

後に困るのは子供たちですから。

想像してみてください。

学校を卒業して、新たな気持ちで社会人になるときに、返済期間20年の借金があったとしたら、、、。

基本的に奨学金は子供が返す仕組みになっています。
何年もかけて卒業後に返済することになります。

一番良い方法を家族で相談してくださいね。

ちなみに

奨学金は親が払っても問題はありません。

お得情報
その場合は、年間110万以下なら贈与税が掛かりませんので節約できますよ!


【とにもかくにも先ずは先生に相談する】



学校というのは教育のプラットフォームですから。

一番頼りになるのは先生です。

先生に相談していれば、よっぽどおかしな先生ではない限り、間違いはありません。

必要な時期に配布物が配られるので、「子供にも配布物はちゃんと見せてね!」と念を押しチェックしておきましょう。

その時に日本学生支援機構のパンフレットを頂けると思います。
その冊子に実に詳細に細かく書いてあります、得たり前ですが物凄く詳しく書いてあるので、全く心配しなくて大丈夫ですよ。


まとめ


やらなければいけないこと!

どの制度が対象なのか、家庭の収入、子供の学力を把握すること。

・先ずは先生に相談
・役所などで情報収集
・申し込みたい制度の申込み期限を確認する
・お子さんの行きたい学校が支援対象の学校か?

 (ほとんど学校は大丈夫ですが、念の為確認しておきましょう!)

奨学金には様々な種類があり、自ら情報収集しないと恩恵は受けれません。
良く学びましょう。

奨学金制度が利用できない場合は、
国の教育ローン又は金融機関で金利の比較をしてみてください。

教育ローンと奨学金は併用できる。

取り急ぎ入学金等が入学前に必要な場合は教育ローンで、その後のお金は奨学金でといった併用をすることで両方のメリットを享受できます。

奨学金について
日本学生支援機構(JASSO)のHP
https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/index.html

国の教育ローン
日本政策金融公庫のHP

https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html



YouTubeは無料で学べる最強ツールです。
お金の知識が身につくリベ大で学びましょう!

第75回【奨学金は繰り上げ返済した方が良いのか?】

https://www.youtube.com/watch?v=v5DwRdUr0d8


【奨学金の返済は甘くない】




親御さんにお願いです。

何度も言いますが、子供に借金を背負わせるのではなく、親が払っていく。

学費を工面するのは親の役目ではないでしょうか。

医者になるとか言われたら正直キツいですけどね(笑)

出来る限り子供に負債を背負わせず、社会人にさせてあげたいですよね。

家計を見直し支出を減らして、将来かかる学費を少しでも多く準備してあげましょう!


【補足 学生の方へ】




私の知人にも奨学金制度を利用し、大学院まで進んだ知人がいます。

その方は30歳を過ぎても、いまだに払い続けています。

志すものがなく、とりあえずやりたいこともないし、なんとなくで大学院まで行った。

しっかりと考えずに借りてしまったと今、後悔しているそうです。

先生も返済の大変さについて、、教えてくれないかもしれません。

給料の高い会社に入って、支払いに困らなければ良いでしょうが、人生何があるかわかりません。

鬱などの精神的な病気になる可能性だってあります。

お金より大事なものが見つかるかもしれません。
小さな会社でお金ではない『やりがい』のある仕事をするかもしれませんしね。

結婚、出産など、人生の転換期もいつになるか未来のことはわかりません。

お金を借りるということは、負債を負う、借金をするということです。

将来の支払いのシミュレーションをし、自分にとって本当に必要なことなのか、よく考えて選択しましょうね。

『親にお金を出して貰える幸せな方』

あなた達は恵まれています。一度だけ俯瞰して見てください

親の願いは、あなた達が笑顔でいてくれること、それだけが願いです。

たった一言、魔法の言葉を親に伝えてあげてみてはいかがでしょうか。

『ありがとう』

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