【色鮮やかな改良メダカはみゆきから始まった。みゆきメダカの光の伸ばし方】

目次

【幹之(みゆき)めだかのストーリー】

体が銀色に輝く
改良めだかを語る上で外せない品種 

このみゆき、たまたま光っているメダカを見つけ、継代していったのが事の始まり。

名前の由来はこのメダカを誕生させた方のお孫さんの名前というから、なんとも幸せな名前です。

そこから沢山のブリーダーさんが長い年月をかけて、現在の改良メダカの光具合まで持っていってくれました。

本当にブリーダーさんに感謝です。
ありがとうございます!

【光の出具合で名前もグレードも変わる】

メダカの知識が増えてくると、名前と種類の多さに何だかモヤモヤしてきます。
しかもちょっぴりヤンキー色強め(笑)

和+格好いい+男をたし算するとこうなるんだろうな

メダカ飼育を始めたばかりの方にみゆきメダカのこと
これだけ押さえておけば大丈夫ってところまで分かりやすく説明しますね。

このみゆきメダカ、上から見たときの背中の光具合で名前が変わっていき
光が体に乗っている魚ほど値段も上がるんです。

基本はこの4種類です。

スーパー光
頭まで光ってない個体のこと

鉄仮面またはフルボディ
頭の先まで光っているもの

サンセット
胸ビレが光ってるもの

極龍
鱗の一つ一つがはっきりしていて、頭部がすこし金色がかっている

最近はこのタイプのヒレが長い品種が人気があり、高価になっています。

メダカ屋さんたちは、このメダカの光を伸ばそうと継代を積み重ね競い合っています。

名前は勝手に付けられるので、色々いますけど、この4種類がシルバーに輝くメダカの基本のみゆきめだかで、その進化系がブリーダーさん達が時間をかけて継代して積み重ねた個体です。


因みにこれはダルマメダカ
奇形なんですが、こんな可愛らしいメダカもいます。

【お店の名前の表示に注意!専門店でも曖昧な名前が付いている】

販売所によっていい加減な表示をしているところもありますので、気をつけてくださいね。
そんな所には行かないほうが無難です。

実際に見た中で、普通のスーパー光の個体に『極龍サンセット』と値札が貼られていることがありました。

胸ビレには光が乗ってない
鱗が見えない
フルボディでもない

きっとここのご主人は、極龍サンセットが産んだ仔だから極龍と名付けたんでしょうけど、、、。

メダカには固定率っていうのがあって、親が綺麗でも親と同じ形や色に、産まれた仔が全てがなる訳ではないんです。

本来なら選別したときに、選別漏れとして分けて売るのですが、このような個体を継代していっても、美しい色のメダカにしていくのはプロでも時間がかかる、難しいことなんです。

ましてや素人がもっと光が伸びた個体を作りたいと考えているのに、あまり光っていないメダカを一生懸命継代していっても遠回りをするだけです。

もちろん好みの形にならなかった選別漏れの仔も、メダカには罪がないので、最後まで面倒を見てもらいたいなとは思いますけどね。

なかには選別漏れを、網ですくってそのままゴミ箱へポイなんて人もいるから驚きです。

物ではなく生き物だって言うこと分かって欲しいです。

またいらなくなったから自然の野池に逃がすこともいけないんです。
詳しくはこちらを見てください。

【超重要】メダカ初心者にこれだけは覚えてほしいこと

何処にでも悪い奴はいて、搾取しようと企んでる方々はおられます。
残念ですがメダカ屋さんにも。

騙されて高い買い物をしないように注意して下さいね。

【みゆきメダカの育て方や光の伸ばし方】

有名なメダカ屋さんやブリーダー、書籍などから沢山の情報かき集めた、有益な情報。
そして僕の経験からの話をしていきますね。

この光の上げ方、色んな意見があるんです。
どれが正解ってものは1つもありません。

実際に試してみて、自分に会う方法で飼うのが1番正しい買い方です。

・水温を上げる。

水温を28度以上で管理する。これは結構信憑性があり、多くのメダカ屋さんも取り入れているやり方です。
ヒーターを入れて加温飼育しないと出来ないので、上級者向けですね。

魚の活性が上がる⇒成長が早くなるからなのかな。

・過密飼育
光が乗ってくるまで、狭い場所で管理すると良いとのこと。
広々したところで管理すると全体に光が乗る前に、身体が先に大きくなってしまうらしいです。

・白いケースで飼う。
これも沢山の方々が良く言われている方法です。
好みですが、僕はみゆきは黒の容器が1番映えると思うので試したことはありません。

色が抜けるから白く見えるのかなーと思ってます。

・グリーンウォーターで育てる。
緑の水は栄養豊富で稚魚には最適です。
いつでも餌がある状態で飼育出来るので、成長も体つきも良くなります。

その他に、僕は日光にガンガン当てたほうが良いと思っていますが
光を当てないほうが良いと言う方もいらっしゃいます。

【僕の持論 種親が重要ということ】

僕は遺伝が1番大事な事だと考えています。

親が良ければ確率は上がります。

そしてあとはメダカの健康に気を使う。

考え方は人間と一緒です。
イケメンと美女の子供は美しいんです。(笑)
そしてバランスの取れた食事をする。
寝る時間、食べる時間を整える。
空気は綺麗に保つ。(メダカは水質ですね)

こんな環境で育てれば良いと考えれば分かりやいですね。

また個体によって、1ヶ月でフルボディになる仔もいれば、7ヶ月ぐらいかけてやっとなるものもいる。

僕は早熟なメダカを種親にすることを心がけています。

【まとめ】

このように人の数だけ、やり方があります。

正解はありません。

自分の育て方に一番合う方法で育ててみてください。

僕の育て方は

水温を38度以上に上げる
餌は人口肥料とブラインシュリンプを半々
ある程度の大きさまで過密飼育
稚魚はグリーンウォーターで育てる
光にガンガン当てる

こんな感じで稚魚は育て、

成魚になったらクリアーウォーターで、水温は常温に変えて、夏場はエアレーションします。

【今一押しのメダカ】
猫飯さんから購入させて頂いたバグシャイナー

こちらのメダカを親魚にし、納得の行くまで継代を重ね、販売したいと考えています。

その時は是非よろしくお願いします!

最後まで見て頂きありがとうございました。

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