【夏目家の人々、漱石の家族】
ここは、夏目漱石が生まれてから生涯,幕を閉じるまで過ごした中心地。
新宿区早稲田南町にある、漱石山房記念館です。
大通りから少し奥に住宅地を歩いていくと、町の騒音も次第におさまり静かになってきます。
漱石三房記念館はそんなところにあります。
記念館の裏には公園もあり、夏目漱石を静かに感じることが出来ました。
入館料は300円。
安いですよね!
濃厚な時間をたっぷりと頂いてこの価格は、なんだか申し訳なくなってしまいます。
もっととってもいいですよ!
駐車場はありません。
事前予約制akippaの駐車場が隣にあり、軽自動車なら1日に1,100円で停められお得ですよ。
チケットを購入し中に入ると、最初に漱石山房が再現された展示室があり、
そこでグッと夏目漱石の世界に引き込まれます。
漱石がここで執筆活動をしていたのかと、当時を想像しながら見ていると、そこに漱石がいるような、そんな気持ちにさせてくれます。
「何この机!」
「何これ?ストーブ?」
「本の山!」
「へぇ~、ほ~、すげ~」
って超ミハーになってしまいました(笑)
直筆の原稿(複写かな?)もあり、漱石が書いた文字を実際に見ることができて、かなりテンション上がります。
(字が汚いのは、フロー状態で書きなぐってるからなのかな?ちょっと親近感(笑))
一つ、心に刺さる言葉に出会えました。
『僕は一面において俳諧的文学に出入りすると同時に、一面において死ぬか生きるか、命のやり取りをするような維新の志士の如き烈しい精神で文学をやってみたい』
まさに命を懸けた文豪の志に、熱く心を打たれ、背筋が伸びました。
この記念館のいい所は
館内には漱石の本を読みながらくつろげる、カフェスペースもあるんです。
「夏目漱石の本をまたゆっくり読んでみようかな」
なんて思った矢先にすぐ読める場所がある。
最高です!
ここの情報は
「レガスチャンネルby新宿未来創造財団」というのYou Tubeチャンネルで、展示解説が観れますよ。
是非行ってみてください!
【補足】
徒歩で行ける近距離に草間彌生美術館がありますのでこちらも訪れてみてはいかがでしょうか?
完全予約制になっているので、事前に予約が必要です。
とても刺激的なのでおすすめです!